東京外国為替市場概況・17時 ドル円、一時150円割れ

 20日午後の東京外国為替市場でドル円はじり安。17時時点では150.16円と15時時点(150.40円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。日銀の利上げ観測や米長期金利の低下などを手掛かりにした売りの流れが続き、節目の150.00円を割り込んだ。一時149.95円と昨年12月9日以来の安値を更新。一巡後の戻りも150.22円付近までに限られた。

 ユーロ円もじり安。17時時点では156.65円と15時時点(156.84円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて円買い・ユーロ売りが進み、一時156.32円まで下押しした。

 ユーロドルは小動き。17時時点では1.0431ドルと15時時点(1.0427ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。1.0430ドル前後での小動き。欧州勢の参入後も円絡みの取引が中心となり、相場は方向感を欠いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.95円 - 151.48円
ユーロドル:1.0419ドル - 1.0438ドル
ユーロ円:156.32円 - 157.89円

(岩間)
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