欧州外国為替市場概況・22時　ユーロドル、弱含み

　26日の欧州外国為替市場でユーロドルは弱含み。22時時点では1.0476ドルと20時時点（1.0497ドル）と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。独長期金利の低下を眺めながら、1.04ドル後半でじり安となった。1.05ドル台を維持できなかったことで持ち高調整の売りも出たもよう。ユーロポンドの弱含みにも歩調を合わせ、1.0475ドルまで日通し安値を更新した。
　なお、ユーロポンドは0.83ポンド超えで頭を抑えられて0.8285ポンドまで下落した。

　ドル円は底堅い。22時時点では149.61円と20時時点（149.52円）と比べて9銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが一時低下に転じた場面でも下押しは限られた。ユーロドルのドル高推移につれて上値を試し、22時頃に149.68円まで日通し高値を更新した。

　ユーロ円は伸び悩み。22時時点では156.74円と20時時点（156.95円）と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。20時過ぎにつけた157.02円前後を戻りの高値に再び156.60円台まで押し戻された。堅調な欧州株も支えとならず、ユーロドルやユーロポンドのユーロ売りに引きずられた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円：148.63円　-　149.68円
ユーロドル：1.0475ドル　-　1.0525ドル
ユーロ円：156.42円　-　157.10円


（小針）