ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下値堅い

 28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。2時時点では150.64円と24時時点(150.68円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。アトランタ連銀が発表した米国の国内総生産(GDP)成長率の現時点予測である1-3月期GDPNowが-1.5%と前回の+2.3%から一転してマイナス成長を示す結果となったことを受けて、米長期金利の低下とともに150.24円付近まで下押しした。ただ、米金利がすぐに低下幅を縮めると150.60円台まで持ち直している。

 ユーロドルは伸び悩み。2時時点では1.0402ドルと24時時点(1.0408ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下を受けて1.0420ドルと日通し高値を付けた。ただ、月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ売りのフローが観測されると1.0394ドル付近まで失速した。

 ユーロ円は2時時点では156.69円と24時時点(156.83円)と比べて14銭程度のユーロ安水準だった。157円台を維持できず、ユーロドルの下げにつれて156円台半ばまで押し戻された。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.10円 - 150.99円
ユーロドル:1.0381ドル - 1.0420ドル
ユーロ円:154.80円 - 157.16円


(越後)
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