東京外国為替市場概況・8時 ユーロドル、強含み

 3日の東京外国為替市場でユーロドルは強含み。8時時点では1.0403ドルとニューヨーク市場の終値(1.0375ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ高水準だった。前週末に欧州の西側諸国首脳がウクライナへの支持を改めて表明。英仏とウクライナで停戦案を作成したうえで米国に提示するとしたほか、欧州首脳らは停戦後のウクライナの安全保障に向けて有志国連合の協議を始めたと報じられた。ウクライナ情勢に対する過度な懸念が後退したことで週明けから買いが先行。一時1.0406ドルまで値を上げた。

 ユーロ円は買いが先行。8時時点では156.75円とニューヨーク市場の終値(156.27円)と比べて48銭程度のユーロ高水準だった。週明け早朝からユーロ買いが強まった流れに沿って、一時156.95円まで値を上げた。

 ドル円は8時時点では150.70円とニューヨーク市場の終値(150.63円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。早朝取引で一時150.97円まで上昇する場面があったものの、前週末高値の150.99円手前では買いも一服。その後は150.70円前後まで押し戻された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.44円 - 150.97円
ユーロドル:1.0371ドル - 1.0406ドル
ユーロ円:156.08円 - 156.95円


(岩間)
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