欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、上昇幅拡大

 7日の欧州外国為替市場でユーロドルは上昇幅を拡大。20時時点では1.0859ドルと17時時点(1.0829ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ高水準だった。NYタイムに米雇用統計を控えるなか総じてドル売り方向の調整が進みやすく、ユーロドルは昨年11月6日以来の高値1.0871ドル、ポンドドルは1.2945ドルまで上昇。10-12月期ユーロ圏GDP確定値は前期比・前年比ともに小幅に上昇修正された。ドルランドも18.0499ランドまでドル安・ランド高となった。

 ドル円は戻りが鈍い。20時時点では147.56円と17時時点(147.65円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。ドル軟調の流れのなか一時147.21円まで下落。147円半ばへ小幅に戻して米雇用統計を待つ様相となりつつある。

 ユーロ円は底堅い。20時時点では160.24円と、17時時点(159.90円)と比べて34銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドル同様に買い地合いを維持し、160.33円までじり高となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.21円 - 148.16円
ユーロドル:1.0781ドル - 1.0871ドル
ユーロ円:159.28円 - 160.33円

(関口)
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