東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル じり安

 10日午後の東京外国為替市場でユーロドルはじり安。17時時点では1.0822ドルと15時時点(1.0835ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。新規の手がかりは乏しかったが、欧州勢参入後に調整のユーロ売りが散見し、1.0811ドルまで安値を更新した。
 
 ユーロ円は弱含み。17時時点では159.73円と15時時点(159.85円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下げにつられるかっこうで159.55円まで弱含んだ。

 ドル円は小動き。17時時点では147.58円と15時時点(147.52円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りは4.29%台で低下幅縮小の動きが一服し、ドル円は147.80円近辺を戻り高値に147円半ば-147.80円のレンジ内での振幅にとどまった。石破首相は「日銀が目標を達成しつつあるという認識をもっている」「日銀は安定的な物価実現のために各種政策を講じている」「食料品やエネルギー価格高騰は物価目標を超えている」などの見解を示した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.09円 - 147.99円
ユーロドル:1.0811ドル - 1.0871ドル
ユーロ円:159.55円 - 160.45円

(金)
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