東京外国為替市場概況・15時 ドル円、底堅い

 11日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では147.21円と12時時点(146.92円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。時間外のダウ先物が上げ幅を拡大する中で147.20円台まで値を上げるが、朝方に付けた高値を前に頭打ち。その後、時間外の米10年債利回りが一時低下すると146.90円台まで売られるも、前場で一時1000円超下落した日経平均が足もとで300円超まで下げ幅を縮小するなかで再び147.29円付近まで上昇して本日高値に迫る動きとなった。
 なお、新発10年債利回りは3営業日ぶりに1.50%を割り込む場面があった。

 ユーロドルは弱含み。15時時点では1.0839ドルと12時時点(1.0856ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の小幅低下をながめて1.0862ドルまでわずかに上値を広げるも一時的となり、買いの勢いが一服すると1.0830ドル台まで下押して朝方に付けた本日安値に迫った。

 ユーロ円は下げ渋り。15時時点では159.56円と12時時点(159.49円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。159.83円までわずかに日通し高値を更新するも一時的となり、その後は159.40円台まで下落。ただ、日経平均の下げ幅縮小もありその後は下げ渋った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.54円 - 147.30円
ユーロドル:1.0830ドル - 1.0862ドル
ユーロ円:158.98円 - 159.83円


(川畑)
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