東京外国為替市場概況・8時 ドル円、売り先行

 11日の東京外国為替市場でドル円は売り先行。8時時点では146.98円とニューヨーク市場の終値(147.27円)と比べて29銭程度のドル安水準だった。米景気後退懸念が高まるなか、昨日の米国株の大幅下落を受けて本日のアジア株への警戒感から全般円高が進行。一時146.95円まで値を下げている。

 ユーロ円も弱含み。8時時点では159.25円とニューヨーク市場の終値(159.54円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。日本株安を見越した円買い・ユーロ売りが強まり、一時159.24円まで下げている。なお、昨日のCME225先物は36475円と大阪取引所比で605円安で引けた。

 ユーロドルは8時時点では1.0835ドルとニューヨーク市場の終値(1.0834ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。円相場が主導しているため、早朝は1.08ドル台前半で小動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.95円 - 147.30円
ユーロドル:1.0830ドル - 1.0842ドル
ユーロ円:159.24円 - 159.59円


(越後)
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