ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロ円、下押す

 12日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は下押した。4時時点では161.46円と2時時点(161.71円)と比べて25銭程度のユーロ安水準。欧米の貿易摩擦を懸念し上値が重かったところに、持ち高調整と見られる売りが持ち込まれて161.40円まで水準を落とした。
 他ユーロクロスも売り優勢だった。ユーロポンドが0.8392ポンド、ユーロスイスフランは0.9600フラン、ユーロ豪ドルも1.7229豪ドルまで日通しの安値を更新した。

 ユーロドルは弱含み。4時時点では1.0884ドルと2時時点(1.0905ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロクロスへの下落圧力が強まるなか、ユーロドルも1.09ドル台を維持できず。長期金利の高止まりも重しに、1.0880ドルまで上値を切り下げた。

 ドル円は底堅い。4時時点では148.34円と2時時点(148.28円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。3時頃に148.11円まで売られたところから切り返した。ユーロドルのドル高基調にも影響され、一時148.42円付近まで持ち直した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.68円 - 149.19円
ユーロドル:1.0876ドル - 1.0930ドル
ユーロ円:161.16円 - 162.36円


(小針)
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