今日の株式見通し=堅調か 米国株は終盤にプラス圏に浮上

 東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は32ドル高の41985ドルで取引を終えた。一時500ドル超下げたものの早い時間に底打ちして持ち直し、終盤にプラス圏に浮上した。トランプ大統領が4月2日に発動する相互関税について柔軟に対応するとの見方を示したことが押し目買いを誘った。ドル円は足元149円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて45円安の37355円、ドル建てが50円高の37450円で取引を終えた。

 米国株は小幅高であったが、引け味が良かったことから日本株も連れ高すると予想する。米国ではエヌビディアは小幅に下落したが、アップルなど大型グロース株の多くには買いが入った。また、テスラやボーイングが大きく上昇している。半導体株は敬遠されるかもしれないが、ハイテク・景気敏感株ともに買える要素がある。ドル円も円安気味で落ち着いている。概ね良好な外部環境を受けて、場中はしっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは37500円-37950円。

(小針)
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