東京外国為替市場概況・10時 ユーロ円、下げ渋り
27日の東京外国為替市場でユーロ円は下げ渋り。10時時点では161.85円とニューヨーク市場の終値(161.92円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。東京勢が参入するにつれて買い戻しが優勢に。一時約470円安まで売られた日経平均の下げ幅縮小を眺めながら、161円後半まで反発した。仲値付近では161.87円まで下値を切り上げている。
他、米国の自動車関税を嫌気して105.03円まで売られたカナダドル円も一時105.40円台まで持ち直し、メキシコペソ円も7.42円を安値に下げ渋った。
ドル円は上値が重い。10時時点では150.48円とニューヨーク市場の終値(150.57円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。東京勢の本格参入後はドル買い円売りが強まり、クロス円の持ち直しにもつれて150.62円まで上昇した。もっともその後は150.40円台まで緩む展開に。トランプ米大統領が発表した自動車関税について、石破首相が「対抗措置も選択肢としてある」と発言。日米貿易摩擦への警戒感が重しとなった。
ユーロドルは下落が一服。10時時点では1.0755ドルとニューヨーク市場の終値(1.0754ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の切り返しにつれて、1.0750ドル台を回復した。本日1.0727ドル付近に位置する200日移動平均線が支持水準として働いた形となった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.29円 - 150.62円
ユーロドル:1.0733ドル - 1.0759ドル
ユーロ円:161.37円 - 161.97円
(小針)
他、米国の自動車関税を嫌気して105.03円まで売られたカナダドル円も一時105.40円台まで持ち直し、メキシコペソ円も7.42円を安値に下げ渋った。
ドル円は上値が重い。10時時点では150.48円とニューヨーク市場の終値(150.57円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。東京勢の本格参入後はドル買い円売りが強まり、クロス円の持ち直しにもつれて150.62円まで上昇した。もっともその後は150.40円台まで緩む展開に。トランプ米大統領が発表した自動車関税について、石破首相が「対抗措置も選択肢としてある」と発言。日米貿易摩擦への警戒感が重しとなった。
ユーロドルは下落が一服。10時時点では1.0755ドルとニューヨーク市場の終値(1.0754ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の切り返しにつれて、1.0750ドル台を回復した。本日1.0727ドル付近に位置する200日移動平均線が支持水準として働いた形となった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.29円 - 150.62円
ユーロドル:1.0733ドル - 1.0759ドル
ユーロ円:161.37円 - 161.97円
(小針)