欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、売り一服

 1日の欧州外国為替市場でドル円は売り一服。22時時点では149.40円と20時時点(149.40円)とほぼ同水準だった。米10年債利回りが4.14%台まで低下幅を拡大し、日米株価指数先物が一段安になると149.12円まで下げ幅を広げた。もっとも、節目の149円を割り込むまでには至らず、米金利低下や株安が一服するのをながめ149.40円台まで下げ渋っている。

 ユーロドルはさえない。22時時点では1.0787ドルと20時時点(1.0798ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。米関税政策による欧州経済への打撃が警戒されるなか、昨日安値の1.0784ドルを下抜けて1.0778ドルまで下げ、その後の戻りも鈍い。

 ユーロ円は22時時点では161.16円と20時時点(161.33円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。リスクオフの動きから160.78円まで下値を広げたが、急ピッチで下げた反動もあり一巡後は161円台を回復している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.12円 - 150.14円
ユーロドル:1.0778ドル - 1.0830ドル
ユーロ円:160.78円 - 162.38円


(越後)
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