ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、神経質な値動き

 1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は神経質な値動き。2時時点では149.51円と24時時点(149.28円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.17%台まで低下幅を縮小したほか、ダウ平均も480ドル超安から130ドル超高まで持ち直したことをながめ、1時過ぎには149.74円付近まで買い戻しが入った。ただ、レビット米ホワイトハウス報道官から「関税は発表後直ちに発動」「自動車関税は4月3日に発動」などの発言が伝わると、トランプ関税への警戒感からダウ平均が再びマイナス圏へと失速。ドル円もつれて149.40円台まで押し戻された。

 ユーロドルは小安い。2時時点では1.0800ドルと24時時点(1.0807ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。1.08ドル台で戻りの鈍さを確認すると1.0790ドル台までわずかに押し戻された。

 ユーロ円は2時時点では161.47円と24時時点(161.34円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。161.40円前後を挟んだ水準で神経質に上下した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.98円 - 150.14円
ユーロドル:1.0778ドル - 1.0830ドル
ユーロ円:160.78円 - 162.38円

(岩間)
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