今日の株式見通し=軟調か ダウ平均は一時4桁高もマイナス圏に沈む

 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は320ドル安の37645ドルで取引を終えた。高く始まり1400ドル超上げる場面もあったが、買いが続かず急失速。終盤に下げに転じると一時800ドル超下落するなど乱高下した。ドル円は足元146円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて855円安の32245円、ドル建てが755円安の32345円で取引を終えた。

 米国株安を受けて売りに押されると予想する。3指数とも引け味が悪く、ナスダックは2%を超える下落となった。きのうの日本株は全面高となったが、きょうはスタートから大きく下げる銘柄が多くなりそう。本日の日本時間13時01分には、米国が相互関税を発動する予定。グローバル株式市場が不安定となっているだけに、発動実施が一段の株安を呼び込むリスクもある。派手に下げるようなら下値は拾われるとみるが、場中は警戒感の強い地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは31800円-32600円。
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