欧州外国為替市場概況・20時 ドル円 戻り限定

 14日の欧州外国為替市場でドル円の戻りは限定的。20時時点では143.09円と17時時点(143.07円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。欧州序盤はドル売りが再燃し142.24円まで安値を更新したが、新規の手がかりが乏しく売りは続かず、ドル売りが緩むなか買い戻しがやや優勢に。ただ、戻りは143.30円近辺と引き続き上値が重い。

 ユーロドルは底堅い。20時時点では1.1387ドルと17時時点(1.1389ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。ドル売りが一服し1.1425ドルを頭に伸び悩むも売り戻しは1.1370ドル近辺にとどめ底堅さを維持している。

 ユーロ円は20時時点では162.94円と17時時点(162.95円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。欧米株価指数の上昇を支えに底堅い動きも、ドル円の戻りが鈍いことが上値を圧迫し163円前後の狭いレンジ内での上下に終始した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.24円 - 144.31円
ユーロドル:1.1280ドル - 1.1425ドル
ユーロ円:162.10円 - 163.55円

(金)
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