東京外国為替市場概況・17時 ドル円、弱含み

 24日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。17時時点では142.58円と15時時点(142.78円)と比べて20銭程度のドル安水準だった。中国外務省が「中国と米国はまだ関税について協議していない。必要であれば関税戦争も辞さない」と表明すると売りが進行。一時142.50円と本日安値を付けた。

 ユーロドルは買い優勢。17時時点では1.1379ドルと15時時点(1.1336ドル)と比べて0.0043ドル程度のユーロ高水準だった。米中対立への懸念が再燃しドル売りが強まった流れに沿ったほか、4月独Ifo企業景況感指数が予想を上回る結果だったことも買いを促し、一時1.1389ドルまで日通し高値を更新した。

 ユーロ円は17時時点では162.24円と15時時点(161.86円)と比べて38銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれる形で162.36円付近まで上げ、本日高値の162.39円に迫った。 

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:142.50円 - 143.46円
ユーロドル:1.1316ドル - 1.1389ドル
ユーロ円:161.85円 - 162.39円

(越後)
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