東京マーケットダイジェスト・24日 円高・株伸び悩み

ドル円:1ドル=142.78円(前営業日NY終値比▲0.67円)
ユーロ円:1ユーロ=161.86円(▲0.49円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1336ドル(△0.0020ドル)
日経平均株価:35039.15円(前営業日比△170.52円)
東証株価指数(TOPIX):2592.56(△8.24)
債券先物6月物:140.69円(△0.21円)
新発10年物国債利回り:1.315%(▲0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  
      <発表値>   <前回発表値>
3月企業向けサービス価格指数
前年同月比  3.1%     3.2%・改
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
   2237億円の取得超 5119億円の処分超・改
対内株式
   7056億円の取得超 1兆449億円の取得超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。トランプ米大統領から「中国と取引なければそれはそれでOK」「パウエルFRB議長は間違い犯したと思っている」などの発言が伝わったことで朝方から売りが先行。本邦勢参入で下げ渋る場面があったが、東京仲値付近では本邦輸出企業の売りが観測されるなど戻りは鈍く、一時142.60円まで値を下げた。一巡後は142円台後半で様子見ムードとなった。

・ユーロ円も弱含み。総じてドル円につれる展開となった。一時161.85円まで下げ、その後の戻りも限定的となっている。

・ユーロドルは小高い。ドル円の下落に伴ってユーロ買い・ドル売りが観測され一時1.1358ドルまで値を上げている。昨日のNY市場で下落した反動もあった模様。

・日経平均株価は続伸。昨日の米国株式相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行。主力株に買いが入り指数は400円超上昇した。もっとも、一巡後は戻り売りなどが出たため上げ幅を縮めた。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反発。昨日の米国株高を受けて安全資産とされる債券需要が低下し140.07円まで売りが強まった。ただ、2年債入札の結果が強めとの判断から買い戻しが優勢となった。

(越後)
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