NY株見通し-ハイテク株を中心に堅調か 経済指標はミシガン大消費者信頼感指数など

 今晩はハイテク株を中心に堅調か。昨日は貿易問題の進展期待を背景にメガキャップを中心に買い戻しの動きが続き、主要3指数がそろって上昇。ダウ平均が486.83ドル高(+1.23%)、S&P500が2.03%高、ナスダック総合が2.74%高と、主要3指数がそろって大幅に3日続伸した。週初来ではダウ平均が2.43%高、S&P500が3.83%高、ナスダック総合が5.40%高とそろって大幅反発ペースとなった。引き後の動きでは、弱い第2四半期見通しが嫌気されたインテルが時間外で5%超下落した一方、アルファベットは売上高と利益が予想を上回ったほか、巨額自社株買い枠設定も好感され、株価は時間外で約5%上昇した。

 週末の取引となる今晩は週初からの大幅高で利益確定売りが上値の重しとなることが予想されるものの、好決算を発表したアルファベットの大幅高が見込まれることや、週末の貿易問題の進展期待などを背景に、ハイテク株を中心に底堅い展開が期待できそうだ。

 今晩の米経済指標は4月ミシガン大消費者信頼感指数確報値、同1年先・1年先期期待インフレ率確報値など。企業決算は寄り前にエーオン、チャーター・コミュニケーション、SLB、アッヴィなどが発表予定。(執筆:4月25日、14:00)


(山下)
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