ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、もみ合い

 21日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0181ドルと24時時点(1.0191ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。欧州中央銀行(ECB)の金融政策を受けた反応が一巡すると、1.01ドル台後半でのもみ合いとなった。
 なお、イタリアではマッタレッラ大統領がドラギ首相の辞表を受理し、議会の解散を表明。総選挙は9月25日に実施される見通しとなっている。

 ドル円は売りが一服。2時時点では137.93円と24時時点(137.84円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。24時過ぎに137.71円の安値をつけたものの、その後は米10年債利回りが低下一服となったことに歩調を合わせ、138円台を回復する場面も見られた。

 ユーロ円は2時時点では140.43円と24時時点(140.48円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。140円台後半で戻りの鈍さを確認すると、140.27円の安値まで再び売りに押された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.71円 - 138.88円
ユーロドル:1.0154ドル - 1.0278ドル
ユーロ円:140.27円 - 142.32円

(岩間)
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