東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、軟調

 22日午後の東京外国為替市場でユーロドルは軟調。17時時点では1.0138ドルと15時時点(1.0185ドル)と比べて0.0047ドル程度のユーロ安水準だった。16時過ぎには1.0213ドル付近まで持ち直したが、7月仏製造業およびサービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値がいずれも市場予想を下回ったことが伝わると失速。その後に発表された独PMI速報値も悪化したことで売りが加速し、一時1.0130ドルまで売り込まれた。

 ユーロ円は一転下落。17時時点では139.48円と15時時点(140.44円)と比べて96銭程度のユーロ安水準だった。一時は140.69円と本日高値を付けたが、仏・独PMI速報値の悪化で欧州景気減速懸念が高まると一時139.43円まで反落した。

 ドル円は上値が重い。17時時点では137.58円と15時時点(137.89円)と比べて31銭程度のドル安水準だった。節目の138円を前に戻り売りに押されると、ユーロ円の下落や米長期金利の低下も重しとなり137.50円前後まで上げ幅を縮めた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:137.03円 - 137.96円
ユーロドル:1.0130ドル - 1.0231ドル
ユーロ円:139.43円 - 140.69円


(越後)
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