東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、上値重い

 25日午後の東京外国為替市場でユーロドルは上値が重い。17時時点では1.0192ドルと15時時点(1.0199ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢の参入後も1.0200ドルを挟んだ神経質な展開が継続。カザークス・ラトビア中銀総裁が「大幅な利上げは終わりではないかもしれない」「弱過ぎるユーロは問題」との見解を示すと、一時1.0221ドルまでわずかに本日高値を更新したものの、買いの勢いも長続きはしなかった。7月独Ifo企業景況感指数が予想より弱い結果となったことが伝わると、1.0179ドルの安値まで下押しした。

 ユーロ円も上値が重い。17時時点では139.02円と15時時点(139.03円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ラトビア中銀総裁の発言を受けて一時139.42円まで買いが入ったが、その後はユーロドルと同じくすぐに失速した。

 ドル円は17時時点では136.40円と15時時点(136.32円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。136.40円前後での小動き。時間外取引で米長期金利の上昇が落ち着いたこともあり、手掛かり材料を欠く中で方向感は乏しい。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.89円 - 136.61円
ユーロドル:1.0179ドル - 1.0221ドル
ユーロ円:138.72円 - 139.42円

(岩間)
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