欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、売り優勢
26日の欧州外国為替市場でユーロドルは売り優勢。20時時点では1.0151ドルと17時時点(1.0219ドル)と比べて0.0068ドル程度のユーロ安水準だった。ロシア国営天然ガス会社ガスプロムが昨日、27日から「ノルドストリーム」経由の欧州向けガス供給量を約2割に削減すると発表したことを受け、欧州天然ガス価格の指標とされるオランダTTF天然ガス先物は前日比11%超高まで急伸。欧州圏のインフレ悪化と景気減速への懸念を手掛かりにユーロが全面安の展開となった。昨日安値の1.0179ドルを下抜けて、一時1.0136ドルまで下押しした。
ユーロ円も売り優勢。20時時点では138.71円と17時時点(139.65円)と比べて94銭程度のユーロ安水準だった。全般にユーロ売りが強まった流れに沿って、一時138.55円まで本日安値を更新。また、欧州の景気減速懸念を手掛かりにしたリスク回避の動きは他のクロス円にも波及し、ポンド円も163.79円まで値を下げた。
ドル円は上値が重い。20時時点では136.63円と17時時点(136.65円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。対ユーロでドル買いが進んだ影響から一時136.84円と昨日高値の136.79円を上抜けた。もっとも、クロス円の下落や米長期金利の低下が目立つなか、買いの勢いは続かなかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.28円 - 136.84円
ユーロドル:1.0136ドル - 1.0250ドル
ユーロ円:138.55円 - 139.84円
(岩間)
ユーロ円も売り優勢。20時時点では138.71円と17時時点(139.65円)と比べて94銭程度のユーロ安水準だった。全般にユーロ売りが強まった流れに沿って、一時138.55円まで本日安値を更新。また、欧州の景気減速懸念を手掛かりにしたリスク回避の動きは他のクロス円にも波及し、ポンド円も163.79円まで値を下げた。
ドル円は上値が重い。20時時点では136.63円と17時時点(136.65円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。対ユーロでドル買いが進んだ影響から一時136.84円と昨日高値の136.79円を上抜けた。もっとも、クロス円の下落や米長期金利の低下が目立つなか、買いの勢いは続かなかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.28円 - 136.84円
ユーロドル:1.0136ドル - 1.0250ドル
ユーロ円:138.55円 - 139.84円
(岩間)