欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、売り一服

 26日の欧州外国為替市場でユーロドルは売りが一服。22時時点では1.0148ドルと20時時点(1.0151ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。欧州時間からの流れを引き継いでユーロ売りが先行。一時1.0116ドルまで本日安値を更新した。もっとも、節目の1.0100ドル手前では急ピッチで値を下げた反動もあり、持ち高調整目的の買いも入った。

 ドル円は弱含み。22時時点では136.51円と20時時点(136.63円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。しばらくは136.60円台を中心としたレンジ内推移が続いていたが、クロス円の下げにつれて136.40円台まで弱含む場面もあった。米10年債利回りが2.7231%前後と5月27日以来の水準まで低下したことも相場の重荷。

 ユーロ円は22時時点では138.53円と20時時点(138.71円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。21時過ぎに138.22円の安値まで下落し、その後も戻りは鈍かった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.28円 - 136.84円
ユーロドル:1.0116ドル - 1.0250ドル
ユーロ円:138.22円 - 139.84円

(岩間)
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