東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小動き

 27日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では136.84円とニューヨーク市場の終値(136.91円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。昨日のNY引け前に136.97円まで上昇し、本日これまでの高値は136.95円と137円大台を試す動きには持ち込めず、136円後半で小動き。日経平均や時間外の米長期金利の動向次第では137円台を試す動きも期待されるが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちムードが強く値動きは限られそうだ。

 ユーロドルは戻りが鈍い。8時時点では1.0129ドルとニューヨーク市場の終値(1.0117ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。昨日に大幅下落したユーロドルは下げが一服するも、1.01ドル前半で戻りが鈍い。エネルギー危機は悪化の一途をたどっており、ユーロ圏の景気後退への懸念は根強い。

 ユーロ円は上値が重い。8時時点では138.61円とニューヨーク市場の終値(138.51円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ユーロ圏の景気後退への懸念が再燃したことがユーロの重しとなっており、138円半ばで戻りが鈍い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.84円 - 136.95円
ユーロドル:1.0116ドル - 1.0133ドル
ユーロ円:138.44円 - 138.67円

(金)
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