欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、売り優勢

 28日の欧州外国為替市場でユーロドルは売り優勢。20時時点では1.0134ドルと17時時点(1.0211ドル)と比べて0.0077ドル程度のユーロ安水準だった。1.02ドル台前半で上値の重さを確認すると次第に売りが強まった。欧州株式相場の失速なども相場の重しとなり、アジア時間につけた安値1.0180ドルを下抜けると売りが加速。一時1.0124ドルまで下押しした。

 ユーロ円も売り優勢。20時時点では137.40円と17時時点(138.45円)と比べて1円5銭程度のユーロ安水準だった。全般にユーロ売りが強まった流れに沿って137.28円まで値を下げた。なお、ユーロポンドは一時0.8354ポンドと4月22日以来の安値水準までユーロ売り・ポンド買いが進んだ。

 ドル円は20時時点では135.58円と17時時点(135.58円)とほぼ同水準だった。4-6月期米国内総生産(GDP)速報値などの重要指標発表を控えるなか、135円台半ばで方向感が出ていない。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.11円 - 136.58円
ユーロドル:1.0124ドル - 1.0234ドル
ユーロ円:137.28円 - 139.41円

(岩間)
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