東京外国為替市場概況・17時 ドル円、もみ合い
3日午後の東京為替市場で、ドル円はもみ合い。17時時点では133.21円と15時時点(133.22円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。アジアタイムに台湾を巡る地政学リスクで荒っぽく振れた後を受け、ロンドン勢は再び下方向を試す格好で動き出し、132.90円付近まで小安く推移。中国外務省の「中国は対抗措置に関して表明したことを実行する」などの見解も伝わった。
ただ、米金利の行方について「0.50%の利上げ目線のままでよいのか、0.75%を有力視して臨むべきか見極める局面で、FOMC(米連邦公開市場委員会)まで雇用統計も消費者物価指数も2回ずつ発表があるため見方が定まらない」(市場筋)との声も聞かれる。一方的にトレンドを強める展開になりにくい面もあるようで、ほどなく133円台を回復。133.33円前後までじり高となる場面もあった。
ユーロ円も限られた値幅で上下。17時時点では135.58円と15時時点(135.55円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の動きに連動。一時135.10円付近へ下押した。その後は135.78円前後まで買い戻されたが上昇力は限定的。ユーロ圏各国のサービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)が総じて予想より強めとなったことは多少支えとなったようだ。
ユーロドルは限定的なレンジで振幅。17時時点では1.0178ドルと15時時点(1.0175ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドルの振れに動きを抑制されやすく、ユーロ円の上下に影響されつつも値幅は限られた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.29円 - 133.90円
ユーロドル:1.0150ドル - 1.0194ドル
ユーロ円:134.84円 - 136.00円
(関口)
ただ、米金利の行方について「0.50%の利上げ目線のままでよいのか、0.75%を有力視して臨むべきか見極める局面で、FOMC(米連邦公開市場委員会)まで雇用統計も消費者物価指数も2回ずつ発表があるため見方が定まらない」(市場筋)との声も聞かれる。一方的にトレンドを強める展開になりにくい面もあるようで、ほどなく133円台を回復。133.33円前後までじり高となる場面もあった。
ユーロ円も限られた値幅で上下。17時時点では135.58円と15時時点(135.55円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の動きに連動。一時135.10円付近へ下押した。その後は135.78円前後まで買い戻されたが上昇力は限定的。ユーロ圏各国のサービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)が総じて予想より強めとなったことは多少支えとなったようだ。
ユーロドルは限定的なレンジで振幅。17時時点では1.0178ドルと15時時点(1.0175ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドルの振れに動きを抑制されやすく、ユーロ円の上下に影響されつつも値幅は限られた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.29円 - 133.90円
ユーロドル:1.0150ドル - 1.0194ドル
ユーロ円:134.84円 - 136.00円
(関口)