欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、伸び悩み

 8日の欧州外国為替市場でユーロドルは伸び悩み。20時時点では1.0191ドルと17時時点(1.0208ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。17時前に一時1.0215ドルまで上昇する場面があったものの、その後はやや上値が重くなった。欧州経済の減速懸念も根強いなか、一段のユーロ買い・ドル売りを誘う材料が乏しかったこともあり、一巡後は1.0170ドル台まで押し戻された。

 ドル円はさえない。20時時点では134.84円と17時時点(134.99円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。特に新規の材料が伝わったわけではないが、米長期金利の低下などを背景にした売りの流れが継続。アジア時間早朝につけた安値の134.86円を下抜けて、一時134.79円まで下押しした。
 
 ユーロ円もさえない。20時時点では137.43円と17時時点(137.80円)と比べて37銭程度のユーロ安水準だった。ドル円やユーロドルの下落につれて137.30円台まで上値を切り下げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.79円 - 135.58円
ユーロドル:1.0159ドル - 1.0215ドル
ユーロ円:137.33円 - 137.93円

(岩間)
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