ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、伸び悩み

 8日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。2時時点では134.62円と24時時点(134.73円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。米長期金利が先週末の上げ幅を削るなか、ドル円の戻しも134.70円台で限定された。米株主要指数が一時マイナス圏に沈み、クロス円が上値を切り下げたことも重しとなった。

 ユーロ円は弱含み。2時時点では137.26円と24時時点(137.65円)と比べて39銭程度のユーロ安水準。堅調スタートのダウ平均が小幅ながらも一時マイナスとなったことを受け、再び137.20円台まで弱含んだ。
 他ポンド円が162.57円まで日通し安値を更新し、豪ドル円も94.43円を頭に94円付近まで水準を落とした。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.0196ドルと24時時点(1.0217ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。24時30分前に1.0222ドルまで日通し高値を更新したが、5日の米雇用統計の発表前水準となる1.0230ドル台には届かず失速。ユーロ円やポンドドルの下げにも引きずられ、1.02ドルを下回った。
 ポンドドルは23時台につけた1.2138ドルから1.2080ドル割れまで売り押された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.36円 - 135.58円
ユーロドル:1.0159ドル - 1.0222ドル
ユーロ円:137.07円 - 137.93円


(小針)
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