ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、上値試す
5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値を試す展開。24時時点では135.30円と22時時点(134.66円)と比べて64銭程度のドル高水準だった。7月米雇用統計が予想を大幅に上回る良好な結果だったことが伝わると、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを進めるとの見方が強まり全般ドル買いが活発化した。24時前に一時135.37円と日通し高値を更新した。
なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、9月20-21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では通常の3倍にあたる0.75%の利上げ確率が70%近辺まで上昇し、0.50%の利上げを予想する確率が30%近辺まで低下した。
ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.0166ドルと22時時点(1.0157ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。良好な米雇用統計をきっかけに米金利上昇とドル買いが先行。前日の安値1.0155ドルを下抜けて一時1.0142ドルまで値を下げた。ただ、ユーロ円などクロス円が上昇するとユーロドルにも買い戻しが入り、1.0185ドル付近まで下げ幅を縮めた。
ユーロ円はしっかり。24時時点では137.55円と22時時点(136.78円)と比べて77銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが優勢となり、23時30分前に一時137.76円と本日高値を付けた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.52円 - 135.37円
ユーロドル:1.0142ドル - 1.0252ドル
ユーロ円:135.81円 - 137.76円
(中村)
なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、9月20-21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では通常の3倍にあたる0.75%の利上げ確率が70%近辺まで上昇し、0.50%の利上げを予想する確率が30%近辺まで低下した。
ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.0166ドルと22時時点(1.0157ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。良好な米雇用統計をきっかけに米金利上昇とドル買いが先行。前日の安値1.0155ドルを下抜けて一時1.0142ドルまで値を下げた。ただ、ユーロ円などクロス円が上昇するとユーロドルにも買い戻しが入り、1.0185ドル付近まで下げ幅を縮めた。
ユーロ円はしっかり。24時時点では137.55円と22時時点(136.78円)と比べて77銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが優勢となり、23時30分前に一時137.76円と本日高値を付けた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.52円 - 135.37円
ユーロドル:1.0142ドル - 1.0252ドル
ユーロ円:135.81円 - 137.76円
(中村)