ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、戻り鈍い

 4日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。24時時点では133.12円と22時時点(133.53円)と比べて41銭程度のドル安水準だった。22時30分過ぎに一時133.79円付近まで下げ渋ったものの、買い戻しが一巡すると再び弱含んだ。米長期金利の低下や米国株の下落が相場の重しとなり、一時133.05円と日通し安値を更新した。
 なお、岸信夫防衛相は4日夜、中国軍が発射した弾道ミサイル5発が日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したことを受けて、臨時記者会見を開き「我が国の安全保障、国民の安全に関わる重大な問題。強く非難する」と表明した。また、防衛省は「中国軍が発射したミサイルは台湾本島上空を飛翔したものと推察する」と発表した。

 ユーロドルはじり高。24時時点では1.0211ドルと22時時点(1.0187ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが出て、一時1.0212ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロ円は頭が重い。24時時点では135.93円と22時時点(136.03円)と比べて10銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた売りが出た。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.05円 - 134.42円
ユーロドル:1.0155ドル - 1.0212ドル
ユーロ円:135.65円 - 136.92円

(中村)
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