ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、底堅い

 8日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では134.86円と2時時点(134.62円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。材料難のなかでポジション調整が中心の値動きとなった。4時前には134.88円付近まで買われ、23時台につけた本日安値134.36円からの戻り高値を更新した。

 ユーロドルは上値が重い。4時時点では1.0186ドルと2時時点(1.0196ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。対欧州通貨でもドルの買い戻しが進み、1.0185ドル付近までユーロ安ドル高に傾いた。ポンドドルも一時1.2070ドルを割り込んだ。

 ユーロ円はじり高。4時時点では137.38円と2時時点(137.26円)と比べて12銭程度のユーロ高水準。ダウ平均がプラス圏で下値を切り上げると供に137.40円台を回復した。その後の米株は伸び悩んだが、底堅いドル円が支えとなって下げ渋った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.36円 - 135.58円
ユーロドル:1.0159ドル - 1.0222ドル
ユーロ円:137.07円 - 137.93円

(小針)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。