欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、買い一服

 9日の欧州外国為替市場でユーロドルは買いが一服。20時時点では1.0225ドルと17時時点(1.0214ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢の参入後に強まったユーロ買いの流れに沿って、18時過ぎには一時1.0247ドルまで本日高値を更新。前週末の米雇用統計後の下げ幅を完全に取り戻す格好となったが、その後は買いも一服した。先月後半から何度も上値を抑えてきた1.02ドル台後半のレジスタンス水準が視野に入ったことで、その後は1.0220ドル台までやや上値が重くなった。

 ドル円はもみ合い。20時時点では134.88円と17時時点(134.88円)とほぼ同水準だった。134.90円を挟んだ水準での神経質な値動きとなった。欧州通貨中心の取引が続くなか、総じて方向感を欠いている。
 
 ユーロ円は20時時点では137.93円と17時時点(137.79円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。18時過ぎに138.29円まで上昇したが、その後はユーロドルと同様に上値が重くなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.67円 - 135.16円
ユーロドル:1.0189ドル - 1.0247ドル
ユーロ円:137.27円 - 138.29円

(岩間)
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