今日の株式見通し-軟調か 半導体株が弱く米国株は下落

 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は58ドル安の32774ドルで取引を終えた。マイクロン・テクノロジーが見通しを引き下げたことを受けて、半導体株を中心にハイテク株が売りに押された。全体としては本日発表の7月CPIを前に模様眺めムードが強かったが、ナスダックが1.2%安と3指数の中では下げが大きかった。ドル円は足元135円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて140円安の27820円、ドル建てが120円安の27840円で取引を終えた。

 米CPIの発表を前に米国株が下げたことで、日本株も連れ安の展開を予想する。半導体業界にネガティブなニュースが相次いでおり、ハイテク株には逆風が吹く。ナスダックが弱かったことから、リスク回避ムードが強まるとみる。東京市場は休場前で、決算発表銘柄以外の動意は限られそう。指数は水準を切り下げて始まった後も、下値を探る動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは27700円-28050円
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