欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、強含み

 10日の欧州外国為替市場でユーロドルは強含み。20時時点では1.0241ドルと17時時点(1.0210ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ高水準だった。新規の取引材料が伝わったわけではないが、欧州勢の本格参入後はこの後発表される7月米消費者物価指数(CPI)を前に持ち高調整目的の買いが進んだ。一時1.0245ドルまで本日高値を更新した。

 ドル円は下げ渋り。20時時点では134.97円と17時時点(134.94円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。ユーロドルの上昇を受けて一時134.84円まで下落する場面があったものの、売りの勢いも長続きはしなかった。
 
 ユーロ円は強含み。20時時点では138.26円と17時時点(137.81円)と比べて45銭程度のユーロ高水準だった。欧州通貨が全般に強含んだ流れに沿って、138.30円まで日通し高値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.84円 - 135.30円
ユーロドル:1.0202ドル - 1.0245ドル
ユーロ円:137.72円 - 138.30円

(岩間)
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