欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、小高い

 11日の欧州外国為替市場でユーロドルは小高い。20時時点では1.0337ドルと17時時点(1.0325ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢の参入後に強まったドル売りの流れに沿って、一時1.0343ドルまで本日高値を更新した。もっとも、その後は米長期金利の低下が一服したことで新たな材料待ちの展開となり、上昇の勢いは次第に落ち着いた。

 ドル円は売りが一服。20時時点では132.63円と17時時点(132.44円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。17時前につけた132.43円を安値に売りが一服。一方で、ドルの買い戻しを誘う材料も欠いたことから戻りは限られた。
 
 ユーロ円は底堅い。20時時点では137.10円と17時時点(136.75円)と比べて35銭程度のユーロ高水準だった。一時137.14円まで上昇する場面も見られるなど、ユーロドルの動きにつれて底堅く推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.43円 - 133.31円
ユーロドル:1.0276ドル - 1.0343ドル
ユーロ円:136.60円 - 137.14円

(岩間)
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