今日の株式見通し-堅調か インフレピークアウト期待から米国株は大幅高

 東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は424ドル高の33761ドルで取引を終えた。7月輸入物価が大きく低下したことで、インフレのピークアウト期待が一段と高まる展開。10年債利回りの低下を受けてハイテク株が上昇を先導しており、3指数とも上昇スタートから上げ幅を広げて終盤に高値をつける強い動きとなった。ドル円は足元133円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて170円高の28710円、ドル建てが185円高の28725円で取引を終えた。

 米国株の大幅高を好感した買いが入ると予想する。先週、7月CPIより後に出てきた米国の指標もインフレ鎮静化への期待を高めており、目先は米国株が上がりやすくなると思われる。日経平均も先週12日に大幅高となって28500円台に乗せたが、3月や6月の高値を上回っており、米国株が買われれば素直に連動してくるだろう。地合いが一段と良くなる中で、12日に決算を発表した銘柄の反応もポジティブ寄りになると期待できる。売りづらさが強く意識され、指数も上を試す流れが続くだろう。日経平均の予想レンジは28600円-28850円
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