欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、軟調

 15日の欧州外国為替市場でユーロドルは軟調。20時時点では1.0204ドルと17時時点(1.0233ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ安水準だった。上昇して始まった独10年債利回りが一転して低下したことを背景にユーロ売り・ドル買いが進行。WTI原油先物価格が大幅に下げ、対ドルで資源国通貨売りが進んだことにつれた面もあり、一時1.0186ドルと8日以来、1週間ぶりの安値を更新した。一方、独金利低下が一服すると1.02ドル台を回復している。

 ユーロ円も軟調。20時時点では136.08円と17時時点(136.64円)と比べて56銭程度のユーロ安水準だった。独長期金利の低下、時間外のダウ先物や原油価格の下落で円高・ユーロ安が加速し、一時135.85円まで売り込まれる場面があった。

 ドル円は20時時点では133.35円と17時時点(133.51円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。米長期金利が一転低下したことが重しとなった半面、全般ドル高が進んだことが下値を支えた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:132.92円 - 133.60円
ユーロドル:1.0186ドル - 1.0268ドル
ユーロ円:135.85円 - 137.07円


(越後)
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