東京外国為替市場概況・12時 ドル円、売り一服

 18日の東京外国為替市場でドル円は売りが一服。12時時点では134.87円とニューヨーク市場の終値(135.05円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。国内輸出企業からの売りに押されて一時134.74円まで下押ししたが、日経平均株価がやや下げ幅を縮小した影響もあり、一巡後は134.80円台を中心とした水準でのもみ合いに転じた。

 ユーロドルは伸び悩み。12時時点では1.0180ドルとニューヨーク市場の終値(1.0180ドル)とほぼ同水準だった。昨日高値の1.0203ドルが目先のレジスタンスとして意識されると、やや上値が重くなった。

 豪ドル米ドルは神経質な値動き。7月豪雇用統計で新規雇用者数が増加予想に反して4.09万人減となったことを受け、一時0.6926米ドルまで下落した。もっとも、同時に公表された失業率が予想より強い結果となったこともあり、一方的に売りが進む展開にもなっていない。

 ユーロ円12時時点では137.30円とニューヨーク市場の終値(137.50円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。ドル円と同じく方向感が乏しくなり、137.40円挟みでのもみ合いとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.74円 - 135.18円
ユーロドル:1.0173ドル - 1.0193ドル
ユーロ円:137.26円 - 137.69円

(岩間)
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