東京外国為替市場概況・17時 ドル円、堅調

 19日午後の東京外国為替市場でドル円は堅調。17時時点では136.65円と15時時点(136.20円)と比べて45銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが7月21日以来、約1カ月ぶりの水準となる2.94%台まで上昇すると買いが強まった。東京午前に付けた136.37円を上抜けて一時136.72円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円も堅調。17時時点では137.89円と15時時点(137.33円)と比べて56銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれる形でその他クロス円も堅調に推移し、ユーロ円は一時137.96円まで値を上げた。また、ポンド円は162.84円、豪ドル円は94.50円、カナダドル円は105.44円までそれぞれ上昇している。

 ユーロドルは下げ渋り。17時時点では1.0090ドルと15時時点(1.0082ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。独長期金利が大幅に上昇するなか、1.0095ドル付近までショートカバーが入った。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:135.72円 - 136.72円
ユーロドル:1.0070ドル - 1.0096ドル
ユーロ円:136.94円 - 137.96円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。