欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、上値が重い
22日の欧州外国為替市場でユーロドルは上値が重い。22時時点では1.0006ドルと20時時点(1.0009ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。欧州ガス先物が20%超急騰するなど、欧州のエネルギー不安が欧州経済の先行き懸念を高めていることで、ユーロドルは上値が重い。もっともパリティ(1ユーロ=1ドル)には大きめのオプションカットがあることで、オプションに絡んだ買いが出ているとの話もあり、値動きは限られている。
なお、2年前はメガワット当たり40ユーロ程度だったドイツの1年先の電力指標価格は、700ユーロを初めて超えるなど、今後の欧州のエネルギー問題は根が深そうだ。
ドル円は小幅高。22時時点では137.18円と20時時点(137.04円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。市場の注目が欧州のエネルギー価格に集まっていることで商いは低調だが、ユーロに対するドル買いの影響もあり、対円でもドルは小幅に買い戻されている。
ユーロ円も買い戻しが優勢。22時時点では137.26円と20時時点(137.17円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。欧州午前は、欧州通貨売りは対ドルだけでなく、対円や対オセアニア通貨でも進んだ。しかし、ユーロドルがパリティを挟んで大きく崩れることが出来ないことや、ドル円が小高く推移していることでユーロ円も買い戻しが優勢となっている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.70円 - 137.44円
ユーロドル:0.9990ドル - 1.0047ドル
ユーロ円:136.61円 - 137.95円
(松井)
なお、2年前はメガワット当たり40ユーロ程度だったドイツの1年先の電力指標価格は、700ユーロを初めて超えるなど、今後の欧州のエネルギー問題は根が深そうだ。
ドル円は小幅高。22時時点では137.18円と20時時点(137.04円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。市場の注目が欧州のエネルギー価格に集まっていることで商いは低調だが、ユーロに対するドル買いの影響もあり、対円でもドルは小幅に買い戻されている。
ユーロ円も買い戻しが優勢。22時時点では137.26円と20時時点(137.17円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。欧州午前は、欧州通貨売りは対ドルだけでなく、対円や対オセアニア通貨でも進んだ。しかし、ユーロドルがパリティを挟んで大きく崩れることが出来ないことや、ドル円が小高く推移していることでユーロ円も買い戻しが優勢となっている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.70円 - 137.44円
ユーロドル:0.9990ドル - 1.0047ドル
ユーロ円:136.61円 - 137.95円
(松井)