欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、再び上昇

 7日の欧州外国為替市場でドル円は再び上昇。20時時点では144.70円と17時時点(143.90円)と比べて80銭程度のドル高水準だった。特に新規の買い材料が伝わったわけではないが、19時過ぎから上値を試す動きが再開。アジア時間につけた高値の144.38円を上抜けて、一時144.80円まで1998年8月以来の高値を更新した。

 ユーロドルは伸び悩み。20時時点では0.9897ドルと17時時点(0.9923ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ安水準だった。17時過ぎに0.9930ドルまで上昇する場面があったものの、その後は買い戻しも一服。0.9900ドルを挟んだ水準での伸び悩みとなった。

 ユーロ円はしっかり。20時時点では143.21円と17時時点(142.80円)と比べて41銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて一時143.30円まで上値を伸ばした。また、他のクロス円も軒並み堅調に推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.71円 - 144.80円
ユーロドル:0.9877ドル - 0.9930ドル
ユーロ円:141.37円 - 143.30円

(岩間)
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