欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、底堅い

 5日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では140.58円と20時時点(140.49円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。欧州通貨に対してはドルの戻し売りが入る場面もあったが、ドル円の下押しは限られ140円半ばで底堅く推移。一時140.65円まで上値を広げた。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では0.9924ドルと20時時点(0.9933ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢参入後は、先週末安値0.9943ドルをわずかに上回る0.9944ドルまで戻したが、その後の値動きは限られ0.99ドル前半でもみ合い。
 なお、英与党保守党は、トラス外相とスナク前財務相の決選投票の結果、トラス外相が新党首に選出されたと発表した。発表後も特段材料視されることはなかったが、ユーロポンドは0.8615ポンドを底に0.8639ポンド付近まで買い戻された。

 ユーロ円は高値圏でもみ合い。22時時点では139.52円と20時時点(139.56円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が底堅いことで、ユーロ円は本日高値近辺での取引が続いている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.01円 - 140.65円
ユーロドル:0.9878ドル - 0.9951ドル
ユーロ円:138.69円 - 139.64円

(松井)
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