欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、底堅い

 1日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では139.56円と20時時点(139.30円)と比べて26銭程度のドル高水準だった。21時10分過ぎから米10年債利回りが上昇するにつれて買いが強まった。前週分の米新規失業保険申請件数や4-6月期米非農業部門労働生産性・改定値が予想より強い結果となり、10年債利回りが3.26%台まで上昇幅を広げると一段高となり、一時139.70円と1998年9月以来、約24年ぶりの高値を更新した。

 ユーロドルは戻りが鈍い。22時時点では0.9989ドルと20時時点(1.0018ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇や良好な米経済指標を受けて一時0.9986ドルと日通し安値を付けた。

 ユーロ円は22時時点では139.41円と20時時点(139.56円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれて139.24円まで下押ししたが、ドル円が買われた影響から下値は限定的だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:138.86円 - 139.70円
ユーロドル:0.9986ドル - 1.0057ドル
ユーロ円:139.24円 - 140.00円


(越後)
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