欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い戻し

 25日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し。22時時点では136.68円と20時時点(136.53円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。持ち高調整のドル売りに押される形で136.40円を挟んで戻りの鈍い動きを続けていたが、4-6月期米国内総生産(GDP)改定値や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い結果となったことから、米10年債利回りが上昇すると反発。一時136.84円付近まで持ち直した。

 ユーロドルは上値が重い。22時時点では0.9969ドルと20時時点(0.9980ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。ドル安の流れから0.9990ドル台まで下値を切り上げたが、1.0000ドル回復とはならず。強い米経済指標で米長期金利が上昇すると0.9963ドルと東京午前に付けた安値に面合わせした。

 ユーロ円は下げ渋り。22時時点では136.26円と20時時点(136.26円)とほぼ同水準だった。ドル円がさえない動きとなったことにつれて136.02円と本日安値を付けたが、ドル円が反発すると136.42円付近まで一時切り返した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:136.32円 - 137.20円
ユーロドル:0.9963ドル - 1.0033ドル
ユーロ円:136.02円 - 136.98円


(越後)
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