欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 24日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では136.86円と20時時点(136.77円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。昨日の一連の米経済指標が弱い内容だったことで、本日の米経済指標に対する警戒感が高まるなか、7月米耐久財受注額は強弱入り混じる内容となった。発表直後は反応が薄かったが、無難な結果だったことで米10年債利回りが次第に上昇するとドル円もつれ高に。一時137.01円付近と東京時間に付けた137.04円に接近した。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では0.9928ドルと20時時点(0.9921ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇に伴ってドル買い圧力が高まると、一時0.9915ドルと日通し安値を更新した。一方、昨日安値の0.9901ドルが目先のサポートとして意識されるなど、売りは続かなかった。

 ユーロ円は22時時点では135.88円と20時時点(135.69円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が一時強含んだうえ、ユーロドルの売りが一服したことで135円台後半で下値の堅い動きとなっている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:136.17円 - 137.04円
ユーロドル:0.9915ドル - 0.9973ドル
ユーロ円:135.52円 - 136.52円


(越後)
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