欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、荒い値動き

 18日の欧州外国為替市場でドル円は荒い値動き。22時時点では134.93円と20時時点(135.21円)と比べて28銭程度のドル安水準だった。米中長期金利が低下幅を拡大するにつれて売りが強まり、東京時間に付けた134.74円を下抜けると目先のストップロスを巻き込みながら134.65円まで値を下げた。
 ただ、8月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が-5.0予想に反して+6.2とポジティブサプライズな結果となったことを受けて反発。米金利の低下幅縮小とともに135.15円付近まで買い上げられた。一方、米2年債利回りが再び低下したこともあり、一巡後は134.80円台まで押し戻されている。

 ユーロドルは上値が重い。22時時点では1.0170ドルと20時時点(1.0173ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米金利低下を支えに一時1.0188ドル付近まで上げたが、本日高値の1.0193ドルには届かず。良好な米フィリー指数を受けて1.0159ドル付近まで一時反落した。

 ユーロ円は22時時点では137.23円と20時時点(137.56円)と比べて33銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれる形で137.10円まで下げ、その後もユーロドルが伸び悩んだ影響から戻りは鈍かった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:134.65円 - 135.43円
ユーロドル:1.0146ドル - 1.0193ドル
ユーロ円:137.10円 - 137.69円


(越後)
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