欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 15日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では132.68円と20時時点(133.35円)と比べて67銭程度のドル安水準だった。8月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を大幅に下回ったことで、一時132.56円まで下値を広げた。
 8月米ニューヨーク連銀製造業景気指数は-31.1と発表され、予想の+5.5、7月の+11.1を大幅に下回った。雇用指数は7.4へ低下(7月18.0)、価格指数は55.5(7月64.3)へ低下した。

 ユーロドルは小幅安。22時時点では1.0201ドルと20時時点(1.0204ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。低調な8月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や米10年債利回りが2.79%台まで低下したこと、ドイツ10年債利回りの低下を受けて、1.0200ドル付近で動きづらい展開となった。

 ユーロ円は弱含み。22時時点では135.35円と20時時点(136.08円)と比べて73銭程度のユーロ安水準だった。ダウ先物が一時180ドル超下落したことで、一時135.28円まで下値を広げた。

 時間外のWTI原油先物相場が86ドル台後半まで下落したことで、資源国通貨は軟調に推移した。ドル/加ドルは1.2934加ドル、加ドル円は102.62円、豪ドル/ドルは0.7011ドル、豪ドル円は93.07円まで下落した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.56円 - 133.60円
ユーロドル:1.0186ドル - 1.0268ドル
ユーロ円:135.28円 - 137.07円

(山下)
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