欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、売り一服

 8日の欧州外国為替市場でドル円は売りが一服。22時時点では134.83円と20時時点(134.84円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。20時過ぎに134.60円まで下押す場面があったものの、米10年債利回りが2.77%台から2.80%台まで低下幅を縮小すると、135.00円付近まで買い戻しが入った。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では1.0198ドルと20時時点(1.0191ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。1.0190ドル台を中心とするレンジ内での動きが続き、持ち高調整の域を出なかった。
 一方、資源国通貨は総じてしっかり。米ドルカナダドルは1.2851カナダドルまで米ドル安・カナダドル高が進んだほか、豪ドル米ドルは0.6992米ドルまで本日高値を更新した。

 ユーロ円は22時時点では137.52円と20時時点(137.43円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。20時過ぎに137.26円まで下押す場面があったが、その後はドル円と同様に下げ渋った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.60円 - 135.58円
ユーロドル:1.0159ドル - 1.0215ドル
ユーロ円:137.26円 - 137.93円

(岩間)
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