欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、上値重い

 9日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。22時時点では134.92円と20時時点(134.88円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが一時2.81%台まで上昇幅を拡大すると135.19円まで本日高値を更新したが、米長期金利はその後に2.77%台まで上昇幅を縮小。ドル円も134.80円台まで押し戻された。

 ユーロドルは底堅い。22時時点では1.0237ドルと20時時点(1.0225ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。NY勢の参入後に1.0210ドル台まで弱含む場面もあったが、その後は米金利の上昇幅縮小に合わせて再び1.0240ドル台まで買い戻された。

 ユーロ円は22時時点では138.13円と20時時点(137.93円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。しばらくは138.00円前後でのもみ合いとなっていたが、ユーロドルの上昇につれて138.32円まで本日高値を更新する場面も見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.67円 - 135.19円
ユーロドル:1.0189ドル - 1.0247ドル
ユーロ円:137.27円 - 138.32円

(岩間)
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