欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、上げ幅拡大

 16日の欧州外国為替市場でドル円は上げ幅拡大。20時時点では134.20円と17時時点(133.66円)と比べて54銭程度のドル高水準だった。時間外の米中長期金利の上昇などを背景に欧州序盤からの買いの流れが継続。12日高値の133.89円や節目の134円を上抜けて134.26円まで上値を伸ばした。目先は8日安値の134.36円付近が戻りの目処として意識されそうだ。

 ユーロドルは軟調。20時時点では1.0133ドルと17時時点(1.0160ドル)と比べて0.0027ドル程度のユーロ安水準だった。8月独ZEW景況感指数が予想を下回ったことを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが強まったほか、米金利上昇も重しとなり、一時1.0125ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は底堅さを維持。20時時点では135.99円と17時時点(135.79円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。低調な欧州指標に上値を抑えられる場面もあったが、ドル円が堅調地合いを続けた影響を受けて一時136.04円まで値を上げた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:132.95円 - 134.26円
ユーロドル:1.0125ドル - 1.0170ドル
ユーロ円:134.95円 - 136.04円


(越後)
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